遠隔監視とリモート自動点検が「安心」をお届けします。
24時間365日エレベータの運行状況を見守りつつ、測定データを蓄積して「解析・フィードバック」を積み重ねることで、故障を未然に防ぐ最適なメンテナンスを実現します。
電磁ブレーキなどの動作状態をエレベータが自動で診断する機能です。
毎日欠かさず点検することで、異常に至る前の予兆を捉え、適切な予防保全を実現します。
※リモート自動点検中でもエレベータは通常どおりご利用いただけます。
お客様専用ウェブページで運行状況を確認できます。
※サービス利用開始時のデータの閲覧範囲は過去1年分となります。
自動点検がないと…
例えば3カ月に1回の訪問点検だと、約90日間、故障が起きるまで目が届いていない状態。
それは、フジテックがお届けする"安心"とは異なります。
遠隔監視・リモート自動点検の内容を比べてみてください。
一言で「遠隔監視」と言っても、その中身は必ずしも同じではありません。
電磁ブレーキ動作状態
制御盤温度
電磁接触器の動作状態
制御機器の動作状態
戸の開閉状態
押しボタンの動作状態
ゲートスイッチの動作状態
ドアスイッチの動作状態
安全スイッチの動作状態
遠隔監視装置の動作状態
はかり装置の動作状態
安全スイッチの動作状態
起動状態
加速状態
一定速度走行状態
減速状態
着床状態
各階停止運動による異常確認
運転回数
走行距離・運転時間
一定速度走行状態
戸の開閉回数
かご照明点灯時間
映像確認用カメラ動作状態
※このほか専門技術者派遣点検の詳細についても、
ご契約の仕様として取り交わします。
エスカレータ運転速度の異常
ハンドレール速度の異常
電池の異常
制御距離の異常
(ステップ落下防止機能付きの場合)
光電センサーの異常
(自動発停運転機能付きの場合)
ビームセンサー・確認センサーの異常
(省エネ運転機能付きの場合)
遠隔端末装置の異常
インレットガード安全装置
非常停止ボタン
スカートガード安全装置
ステップ異常走行検出装置
コムセーフティー安全装置
シャッター連動停止装置
駆動チェーン安全装置
ステップチェーン安全装置
調速機
ハンドレール速度異常検出装置
電気回路保護装置
上下機械室内停止スイッチ
電磁ブレーキ開放検知装置
冠水検出装置
運行回数
運行時間
運行距離
照明点灯回数
照明点灯時間
運転状態
(停止・連続運転・自動待機・自動運転)
運転方向スイッチ(UP・DOWN)
運転速度(高速・中速・低速)
※このほか専門技術者派遣点検の詳細についても、
ご契約の仕様として取り交わします。
地震が発生した場合には、エレベータの運転を休止し、自動診断を行います。
問題がなければ、「仮復旧」として低速で運転を再開。専門技術者が到着する前にエレベータをご利用いただけます。
(専門技術者による確認後、通常の運転を行います)
これまで地震により運転を休止した場合、専門技術者が安全を確認するまで、運転を再開することができませんでした。
「自動診断・仮復旧運転」はリモート自動点検の技術を応用し、地震による損傷を診断。運転に支障がない場合は、専門技術者の到着を待たずに仮復旧することで、エレベータの長時間の停止を回避します。
※この機能を有効にするには、別途「NEWゴールドメンテナンス」契約が必要です。
※地震感知器の感知レベルが高い場合は、二次災害防止のため、「自動診断・仮復旧運転」は行いません。
高さ120mを超える建物では、長周期地震動によりロープ類の振れが大きくなるため、振れが十分収まったことを判断する「長周期地震時管制運転」を併用しています。これにより、「自動診断・仮復旧運転」の運用が可能になり、エレベータの長時間の停止を回避します。
※この機能を有効にするには、別途「NEWゴールドメンテナンス」契約が必要です。
※長尺物振れ抑制装置など、機器の耐震工事と併用してください。
※契約内容によっては適用できない場合がありますので、当社までお問い合わせください。
日本全国いつ地震が起きてもおかしくない時代。
新設では法令で義務付けられているP波センサー付地震時管制運転をはじめ、閉じ込めの発生を低減するリスタート運転、さらに、機器の転倒・脱落・引っ掛かり防止措置など地震への備えをご確認ください。