製品が出来上がっていく姿がやりがい
小崎 俊樹
Toshiki Kozaki
小崎 俊樹
Toshiki Kozaki
大学の課題で制御に関するレポートを作成することになり、エレベータがテーマの一つとしてありました。エレベータを強く意識して選択した記憶はありませんが、調べていくうちにエレベータのカゴ内のデザインに魅力を感じ、ついついデザインに関するレポートを提出してしまうほど惹かれていました。当時、先生がエレベータは機械、電気、デザインが一体となった製品とおっしゃっていたのを今でもよく覚えています。
営業が受注した製品の仕様を確定していく業務を担当しています。エレベータやエスカレータは、受注段階では寸法やデザインなど詳細な仕様が決まっていないため、確認進捗担当がお客様と打合せを重ねて仕様を確定させます。最終的な仕様の確認申請を行った後、仕様を設計部門へ送り製作を指示します。お客様との仕様の打合せ段階であっても、建物工事が進むにつれて寸法やデザインの変更が入ることがよくあります。お客様の要望を満たせるように、設計や生産部門と調整を行いますが、時には受注した金額を超えてしまうケースもあり、お客様と金額交渉を行うこともあります。据付工事が始まると工事の現場代理人として進捗状況を管理し、建築会社の現場代理人と打合せを重ねながら、完成まで据付担当をサポートしていきます。
提案した仕様の製品を、自分で計画したスケジュールに合せて生産や据付が行われ、製品が出来上がっていく姿にやりがいを感じます。また、建物の工事で変更が生じた際、お客様へのアドバイザーとしてエレベータの仕様の確認と変更をご提案する役割があると思っています。お客様から私を確認進捗担当として指名してもらうことがその成果だと思っています。
製品に関する問い合わせは社内のどこかに担当者がいるので、回答がスピーディーに返ってきます。また、他部門の部長さんとの打ち合わせ機会も多く、フランクに接して下さるのでコミュニケーションが取り易い環境になっていると思います。
私は新しい環境に自分を置いて、周囲の人たちと関わりをもって自分を成長させることを意識してきました。人と関わりを持つには、人の話を考えながらよく聞くことが大切で、相手にもその姿勢が伝わると思います。就職には不安もあると思いますが、成長のチャンスと考えて、頑張って下さい。