プレスリリース
新ユニホームと新標準型エレベータで「グッドデザイン賞」をダブル受賞 ― デザインの力で、従業員と社会の課題解決を目指す姿勢が高評価 ―フジテック株式会社(本社:滋賀県彦根市、社長:原田政佳)は、このたび、新ユニホームと、新標準型エレベータ「エレ・グランス」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2025年度グッドデザイン賞」をダブルで受賞したことをお知らせします。
今回のダブル受賞を励みに、これからも当社のDNAに刻まれた「思いを想像する力」と「寄り添い実現する力」をもって、昇降機を通じて社会の高低差をなくし、「世界を、もっとフラットに。」していく挑戦を続けてまいります。
項目 | 新ユニホーム | 新標準型エレベータ「エレ・グランス」 |
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概要 | 従業員の価値観の多様化に対応し、モチベーション向上を目的に、固定概念を覆す新ユニホームを導入。性別や職種の垣根なく、従業員が自由にアイテムを選べるデザインで、個性を生かし活躍する『「人」が主役のブランド』への進化を目指す。新旧ユニホームはリサイクルし、持続可能な社会の実現にも貢献していく。![]() | 新標準型エレベータ「エレ・グランス」は、多様な建物と調和する心地よい空間を創出する。主要機器を昇降路の頂部に配置し水害リスクを最小化。さらに 24 時間365 日見守る新遠隔監視システムが予防保全を強化し、安全・安心と利便性を向上させた。デザイン・防災・効率化の観点から新しい都市機能に貢献する。![]() |
評価 | 従来の固定的なユニホームの概念を見直し、社員自身の声を取り入れながら刷新した点が高く評価された。職種や性別を問わず着用できるデザインは、多様性を尊重しながらも企業としての統一感を実現している。機能性や快適性に加え、ジェンダーフリー設計やマタニティ対応など、誰もが安心して働ける環境を支える工夫が随所に盛り込まれている。また、使用後のユニホームをケミカルリサイクルで再資源化する仕組みを導入し、持続可能性にも配慮している点が特徴的である。社員一人ひとりが誇りを持ち、ブランドの主体となる姿勢を体現する取り組みとして意義深い。 | 本製品は、建築との調和と利用者の快適性を重視したエレベーター空間を実現している。天井照明や素材・カラーを系統ごとに設定することで、多様な建築意匠や用途にスムーズに対応できる点が高く評価された。主要機器を頂部に配置する設計は、水害リスクを大幅に低減し、災害時の復旧力を高めている点でも注目される。さらに、24 時間 365 日の稼働を見守る遠隔監視システムは、IoT や AI を活用した予防保全とメンテナンス効率化を可能とし、安全性と運用効率の両立を実現している。空間品質と機能性を高い次元で融合させた、優れたデザインである。 |
11 月 1 日から東京ミッドタウンで開催される、最新のグッドデザイン全件が集まる受賞展「グッドデザインエキシビション 2025」会場で、新ユニホームと、新標準型エレベータ「エレ・グランス」の受賞概要を紹介するパネルが展示されます。
[グッドデザインエキシビション 2025]
期間:11 月 1 日(土)~11 月 5 日(水)
場所:東京ミッドタウン館内各所(東京都港区赤坂)
グッドデザイン賞は、 1957 年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。これまで 69 年にわたり、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開されています。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「G マーク」は、優れたデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。
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