Sustainabilityサステナビリティ
フジテックが持続的に成長するためには、従業員一人ひとりを尊重し、多様な人材が活躍することが不可欠であると考えています。基本的人権を尊重し、部門や国内・海外の枠を越えたコミュニケーションを通じて組織力を強化します。そして風通しの良い職場環境のもと、一人ひとりが能力を十分に発揮できるよう、個人の成長の実感と自己実現を図ることで、組織力を強化し、世界の国々で、世界の人々とともに成長する企業であり続けます。
当社に集う人々は、社会人としての人格を磨き、企業人としての能力を高め、国際人としての見識を深め、闊達な意思疎通と、溌剌とした行動力でもって、自己実現を図るとともに、会社の永遠の発展と繁栄を目指します。
当社は、人材開発方針に則ったさまざまな人材育成に取り組んでいます。
当社の人材育成の取り組みはこちら人材育成の一環として、フィールドエンジニアの技量を競う社内競技大会を開催しています。国内のフィールドエンジニアに向けては、据付と保守をテーマに、「全国据付・改修技能競技大会」や「フィールド・エンジニアリング・スキルコンペティション」を開催しています。2024年2月には、全国より選抜されたフィールドエンジニア32名が参加し、エレベータ・エスカレータの保守業務の技術を競い合いました。
国内・グローバルのフィールドエンジニアに向けては、複数の法人が一堂に集い技能を競う「グローバル・フィールド・エンジニアリング・スキルコンペティション」を開催しています。
今後も開催を通じて、技術のみならず人材交流を深めていきます。
当社では、階層別研修と目的別研修による人材育成を行っています。
目的別研修はコア人材育成と自己啓発の二つの目的に分けて研修を実施し、コア人材育成においては、次世代リーダー育成を目的とした新たな人材育成研修プログラム「フジテックアカデミー」やグローバル人材開発への取り組みの一環として、「グローバルビジネスリーダー(GBL)育成プログラム」も実施しています。
GBL育成プログラムは約9カ月間にわたり、グローバルマインドや問題解決の思考法などのビジネススキルの学習や英語で行うネゴシエーションやプレゼンテーション、現場での作業指示や税務会計知識の習得など、多方面の課題に取り組みます。修了者の中には、グループ海外法人に赴任し、活躍する社員も数多くいます。今後も当社はグローバルに活躍する人材開発に取り組んでいきます。
従業員のモチベーションアップのための取り組みとして、昇降機の保守メンテナンス部門である保守フィールドエンジニアのスキルに応じて、資格バッジを授与しています。
保守フィールドエンジニアは点検責任者の認定基準に基づいて、「点検責任者」と「プレミアムメンテナンス点検責任者」の資格を有する従業員へそれぞれ3つ星と5つ星の資格バッジを授与しています。資格バッジは制服の胸元に着用でき、「正常に動いて当たり前」と捉えられがちな昇降機のメンテナンス業務にやりがいをもって取り組めるよう導入しました。今後も従業員のモチベーション向上を推進していきます。
フジテック・インドが2023年11月にタミルナドゥ州チェンナイに開校したFUJITEC JIMが、経済産業省より「日本式ものづくり学校(JIM:Japan-India Institute for Manufacturing)」に認定されました。
「日本式ものづくり学校」は、インドに進出をする日系企業が設立する人材育成機関を認定し、支援をするものです。日本式のものづくりの考え方や技能を習得するためのカリキュラムを実施します。
FUJITEC JIMでは、エレベータの生産・据付・保守・品質管理に関する座学および現場での実践トレーニングを行います。第一期生は約1年間の研修を経て、フジテック・インドの正社員として職務に就く予定です。
フジテックオフィシャルインスタグラムにて、活躍する女性従業員をご紹介しているコンテンツ企画「Fujitec Bright」を展開し、随時更新しています。