Sustainabilityサステナビリティ

社会貢献

方針

フジテックは、世界中の国と地域で事業活動を行う企業として、社会・地域と調和し共存共栄を図っています。企業活動は地域社会からの信頼によって支えられており、当社は地域社会の一員として、国内外のルール、マナーを遵守いたします。また、多様な人々との相互理解と文化発展を促すとともに、地域の景観保全に向けた活動を通じて、昇降機を提供する世界中の国と地域で暮らす人々との関係構築に努めてまいります。


社会・地域と共生するための取り組み事例

  • SDGsの目標6「安全な水とトイレを世界中に」のアイコン
  • SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」のアイコン
  • SDGsの目標15「陸の豊かさも守ろう」のアイコン

「社会との調和」の取組事例

「車いすでもあきらめない世界」を目指すWheeLogと相互理解のある社会に向けてスポンサーシップを締結

当社は、「車いすでもあきらめない世界」を目指し、ユーザー投稿型のバリアフリーマップ「WheeLog!」を展開するNPO法人ウィーログとウィーログシルバースポンサー契約を締結しました。

移動に困難を抱える方々にとって、昇降機は日常生活に不可欠な存在ですが、環境面および情報の点で課題を残しています。

今回のスポンサー契約を機に、車いすユーザーの視点を取り入れたエレベータの共同研究や、ユーザー投稿型のバリアフリーマップ「WheeLog!」でエレベータの設置情報を提供することも視野に入れ、ウィーログとの協業を進めていきます。

「地域との共生」の取組事例

安全教室の開催

当社は、エレベータ・エスカレータの安全な乗り方を知ってもらうため、2013年から小学生を対象に安全教室を実施し、11年間で延べ約3,000名に安全な乗り方を啓発してきました。

安全教室は、滋賀県の本社「ビッグウィング」と東京本社周辺の小学校で開催しています。

また、同様の活動を海外でも実施しています。フジテック・インドでは、学校とショッピングモールで啓発活動を実施、開催期間の3日間で約2,000名が参加しました。中国の華昇フジテックでは、小学校でエレベータ・エスカレータの構造や技術の紹介とエレベータ・エスカレータの安全な乗り方を紹介しています。

今後もすべてのご利用者さまに“安全・安心”にご利用いただくために、積極的に啓発活動を推進していきます。

フジテックが行っている小学校で開催した安全教室の写真

中国上海で都市の美化活動

上海華昇フジテック、上海調達センター、上海RDセンターからボランティアチームを集め、「松江区における全国文明都市建設活動」に参加、都市の清潔化活動に貢献しました。

美化活動を行うフジテックのボランティアチームの写真

フジテック・タイの植樹活動

フジテック・タイでは、大手デベロッパーが主催する環境保全に関するサステナビリティの活動に、積極的に参加しています。

アセットワイズ社主催の植樹活動イベントに従業員8名が参加し、タイの首都バンコクにあるWareephirom(ワリーピロム)公園に15本の植樹を行いました。

植樹しているフジテック・タイの従業員の写真

琵琶湖の環境保全活動

当社では、滋賀県で本社工場を稼働していることから、2014年より、琵琶湖周辺のヨシ刈りボランティアに参加しています。ヨシは、琵琶湖周辺に生息するイネ科の多年草で、古来、屋根葺きやすだれなど、生活の中で利用されるとともに、ヨシ群落も大切にされてきました。

成長したヨシを冬季に刈ると、新しいヨシが丈夫に育つことから、滋賀県の企業を中心に設立した「ヨシでびわ湖を守るネットワーク」でヨシ原の再生事業を行っており、フジテックはこの活動に積極的に参画しています。

刈ったヨシは、「ヨシ紙」に加工しノート・コピー用紙などとして販売され、その収益はヨシの育成活動に使用されています。

今後も本活動を継続していく方針です。

琵琶湖の環境保全活動を行うフジテックの従業員の写真

フジテック・アメリカ、クリスマスボランティアに参加

フジテック・アメリカでは子供たちにプレゼントを提供する「エンジェル・ツリー」ボランティア活動に参加しています。

「エンジェル・ツリー」は、アメリカの慈善団体である救世軍を通じて、子供たちにクリスマスプレゼントを届ける活動です。フジテック・アメリカでは2022年から活動を応援しています。この活動の流れは次の通りです。

①「エンジェル」として登録された子供たちが名前や年齢、性別、衣類やおもちゃなどの希望する品物をタグに記入

②そのタグを見た支援者がプレゼントを購入して救世軍に託し、救世軍からエンジェルに贈る。

フジテック・アメリカでは、子供たちが書いたタグを部署ごとに均等に配り、従業員がプレゼントを購入して、子供たちに渡しています。

「地域社会で困っている子供たちの役に立てたと思うと、とてもうれしく、来年もぜひ参加したい」という従業員からの声もあり、非常に前向きに取り組んでいます。

クリスマスプレゼントには、子供たちが書いたタグがついています。

フジテック・アメリカのクリスマスボランティアが届けたクリスマスプレゼントの写真