日本では9月に全国労働衛生週間の準備期間、10月には本週間が実施されます。
この機会に、私たちフジテックが国内だけでなく、グローバルで取り組む安全・健康への活動についてご紹介します。
今回は、フジテック・ホンコンで、当社がマテリアリティとして掲げる「”安全・安心”の追及」を実践する活動を紹介します。フジテック・ホンコンは、当社初の海外拠点であり、今年61周年を迎え、長年にわたり不易の姿勢で”安全・安心”を追求し続けています。
労働安全対策:据付現場などでの熱中症予防のため、速乾性素材のユニホームや携帯用ファンを支給するほか、騒音対策として国際基準に準拠したイヤープロテクターを提供。また、重量物の運搬時の事故や怪我を防ぐため、専門的な研修を実施しています。


過酷な環境でも安全に働けるよう、従業員の健康を第一に考えたユニホームやファン。
細やかな配慮が、現場の士気を高めます
安全教育・訓練の徹底:安全方針やリスク評価、高所作業時の安全帯の使用法、VRを活用したトレーニングを含む、安全導入研修を実施しています。これにより、危険を未然に防ぐための知識とスキルを徹底的に身につけます。


安全帯の正しい使い方を徹底。VR技術も導入し、危険な状況を安全に体験することで従業員一人ひとりの危機管理能力を高めています
従業員の健康促進: 安全に業務を行うためには、従業員の健康管理も重要な要素と捉え、さまざまな施策を実施しています。その一つとして、じん肺*1予防のために保護具の適切な使用法などを学ぶ健康セミナーを開催しています。また、四半期に1回、健康促進のためのフィットネスレッスンを開催しています。


オールフジテックでは、労働安全衛生指針のとおり、“安全・安心”をすべての企業活動の最優先事項と位置づけています。今後も、労働安全衛生管理を強化することで、フジテックで働くすべての人が心身ともに健康で、安全で快適な環境のもとで、一人ひとりが生き生きと活躍し続ける職場を創造します。
*1:じん肺とは、微細な粉じんを吸い続けることで、肺が固くなって呼吸が困難になる疾病です。じん肺の防止には、粉じんへのばく露を低減することや粉じん作業に従事する労働者に対する健康管理をすることが重要です。
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