技能向上と責任感を醸成する研修制度

新旧さまざまな機器が存在し、一つとして同じ環境はないエレベータ・エスカレータの設置現場。フジテックが掲げる昇降機の“安全・安心”を実現するためには、現場でメンテナンスなどの業務に当たる、フィールドエンジニアの育成が必要不可欠です。マニュアルに沿った紋切り型の仕事を行うのではなく、状況に合わせた対応を可能とするプロフェッショナルの育成は、フジテックの事業の根幹です。
こうした安全への思いを背景に、フジテックでは専用の研修施設に加えて経験年数に応じたきめ細かな内容の研修を実施しています。新入社員を対象とした、フィールドエンジニアの業務理解と安全意識向上を図る「安全導入研修」をはじめ、4年目の社員に向けた、責任者になるための知識や技術の習得を目指す「責任者研修」。さらに10年目には、部下や組織をリードできるよう、安全管理や技術指導のスキルを磨く「上級者研修」をラインアップ。すべてのフィールドエンジニアが、高い技術力を有してお客さまに“安全・安心”を届ける環境を整えています。そして、研修は社会インフラの一端を担う技術者集団としての責任感やプライド意識を醸成する機会にもなります。

フィールドエンジニアの研修制度

経験年数ごとに階層別研修6種類、テーマ研修13種類、社内資格9種類の重層的な制度を用意。段階的にスキルアップする仕組みを設けている。