T.Uさん
T.Uさん
私は大学で経済統計を学んでおり、数字を使って考えることが得意だったため、経理や財務として会社に携わりたいと思っていました。また、生まれ育った関西に愛着を感じており、自分が関西地域の発展に貢献できていることをモチベーションに仕事をしたいと考えていました。フジテックは関西発祥の会社であり、地域に根ざしながらグローバルに展開する『グローカル』経営を推進している点に魅力を感じ、入社を決めました。
経理部の仕事は、会社の取引や日々のお金の流れを記録し管理すること。具体的には決算資料の作成や税務申告、原価計算、固定資産管理といった業務があります。現在、私は連結決算を担当しており、欧米地域にある海外法人の決算情報を収集し、グループ全体の財務諸表を作成しています。若いうちから海外と関わり、出張の機会などもあることは、グローバル展開を行うフジテックの魅力の一つです。作成した資料は多くの人の目に触れ、経理の作った数字が社内の経営層や、株主などの外部関係者の判断に関わるので、小さなミスも出さないことが部署の信条です。
経理部では決算のサイクルに応じて繁忙期があります。そうした時期には互いの状況に目を配り、協力し合って乗り越えていくことに達成感を感じます。また、経理は社内のさまざまな部門の方々と関わります。会計に詳しくない方や、幹部職の方など、異なる立場の方に説明することも多く、伝えることの難しさを日々感じます。しかし、若手でも経理の専門家として頼られ、私のご説明で理解できたと感謝の言葉をいただくときはうれしい瞬間です。
穏やかで真面目な人が多く、社内の落ち着いた雰囲気は強みだと感じています。特にチームで協力して仕事を進めていく経理という仕事柄、相手の立場を思いやって接してくれる人が多いことは仕事の質にも関わります。また、当社はエレベータ・エスカレータの専業メーカーだけあって、経理などの事務系社員であっても、建設現場やメンテナンス現場で研修を受けます。こうした制度も社員の自覚を高め、協調性を培っていると思います。
就職活動は、会社に就職するというゴールとしてだけでなく、自分の強みや興味のあることを振り返り、将来のキャリアプランを設計していくスタートとしても非常に重要だと思います。私自身、就職活動を通して、自分が何ができるのか・したいのかを分析し、それを実現するための将来像と、自分に合った会社を見つけることができました。長い社会人生活に対して就職活動の期間は短いとは思いますが、自分の気持ちに素直になって将来を見据え、その中から自分に合った会社を選択すれば、必ず素晴らしい社会人生活が待っていると思います。
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