このたび、当社が国内向けに販売する新標準型エレベータ「エレ・グランス」が、「2025年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人 日本デザイン振興会)を受賞しました。
エレベータは建物に設置されて初めて完成する商品です。今回、「2025年度グッドデザイン賞」を受賞したエレ・グランスは、利用者の生活に自然と溶け込む心地よいエレベータ空間を追求し、空間を構成する要素を一新して、 建物との調和を意識した空間をコーディネートしています。また主要機器の頂部配置による水害リスクの最小限化と、IoTやAIを活用した高度なデータ収集・解析の実現によって24時間365日エレベータの運行状況を見守る新しい遠隔監視システムで、予防保全とメンテナンスの効率化を強化した商品です。
当社は、経営理念の実践こそが、社会や自然との共生や、持続可能な社会の実現に繋がるという考えを示したサステナビリティ方針のもと、6つのマテリアリティを推進しています。
このマテリアリティのうちの1つに「商品・技術力の向上」を掲げ、「美しい都市機能の実現」、「新しい時代にふさわしい技術革新」、「強靭な社会インフラの提供」の3つを主要テーマに掲げ、推進しており、エレ・グランスはこのマテリアリティを体現した商品です。
今後も事業活動を通じたサステナビリティ活動を推進してまいります。
また、当社が2024年10月に従業員の価値観の多様化に対応することと働くモチベーション向上を目的に、ユニホームを一新した活動「UX:ユニホームトランスフォーメーション [社員による社員のためのユニホーム改革]」と、「2025年度グッドデザイン賞」をダブルで受賞しております。
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■受賞内容
名称:標準型マシンルームレス・エレベータ[エレ・グランス]
評価:本製品は、建築との調和と利用者の快適性を重視したエレベーター空間を実現している。天井照明や素材・カラーを系統ごとに設定することで、多様な建築意匠や用途にスムーズに対応できる点が高く評価された。主要機器を頂部に配置する設計は、水害リスクを大幅に低減し、災害時の復旧力を高めている点でも注目される。さらに、24時間365日の稼働を見守る遠隔監視システムは、IoTやAIを活用した予防保全とメンテナンス効率化を可能とし、安全性と運用効率の両立を実現している。空間品質と機能性を高い次元で融合させた、優れたデザインである。
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