フジテックの新技術・サービスのご案内

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No.2誰もが使いやすい
エレベータを目指して

フジテックは、誰一人取り残さない、
誰もが使いやすいエレベータの提供を
目指しています。
最新技術の導入にとどまらず、
関係各所との協力体制の構築や基礎研究、
独自の課題発見を通して、
安全に、安心してご利用いただける
エレベータを追求しています。

ユニバーサルデザインの導入で、
人にやさしいエレベータを

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独自の課題発見で、
利用者に寄り添う快適さを実現

エレベータ・エスカレータは社会インフラにおいて「縦の移動手段」という重要な役割を担っています。フジテックはエレベータ・エスカレータを通じ、子どもから高齢の方、体が不自由な方など、世界中の全ての人々が、“安全・安心”で快適に生活できる社会の実現を目指しています。エレベータ・エスカレータの使いやすさに関わる設計項目は、バリアフリー新法や都道府県の福祉関連条例を代表とする法規や規格で定められています。これらに倣うことで最低限の使いやすさを確保できる一方、さらなる使いやすさを求める余地も。
当社ではユーザビリティーなど、商品の使いやすさの追求を専門とする研究チームを整え、ユーザー調査や大学との共同プロジェクト、福祉機関とも積極的に連携することで、独自の課題発見を行い、新機能開発や設計の改善につなげています。また、特定の利用者を対象とした機能であっても他の利用者の使いやすさを犠牲にしない、文字どおり「みんな」のエレベータの実現を目指しています。

フジテックの研究開発拠点 “ビッグウィング”(滋賀県彦根市)では、技術と生産を融合したスピーディーなモノづくりを実践

「エクシオール」の
ユニバーサルデザイン

フジテックの標準型エレベータ「エクシオール」では、使いやすさを追求したデザインと機能を搭載しています。

  • 1車いす操作盤

    車いすの方に操作しやすい高さに設置。ボタンを押すと、通常よりもドアを開く時間が長くなり、焦らず乗り降りできる。

  • 2背面鏡と2色床

    車いすがエレベータ内で回転することなく乗降できるよう、後方確認のための背面鏡と、バックで降車する際の目印として2色の床を設置。

  • 3UDフォントの使用

    従来の書体では、弱視者が「3」や「6」の数字の隙間部分が認識できず、「8」と誤読しやすい。そこで、「エクシオール」ではユニバーサルデザインに基づいたフォントであるUDフォントを採用し、それぞれの文字の視認性を向上させた。弱視者はもちろん、すべての人の見やすさ、使いやすさに配慮している。

  • 4タクタイルボタン

    視覚障がい者の中で点字を読める人は約一割。ボタンの文字の凸文字化や、ボタンの押下を触覚で認識できる機能、登録時の発音・点灯機能など、一つの操作の情報を複数手段で利用者に発信するマルチモーダルインターフェースの搭載で、視覚障がい者だけでなくすべての人がより利用しやすいボタンを実現。

  • 5誰でも見やすい配色を採用
    (カラーユニバーサル
    デザイン認証を取得)

    液晶表示やボタンの配色に、色覚異常のある方でも見やすいカラーユニバーサルデザインを採用。「開く」は緑、「緊急運転時」は赤など、色の持つ意味をふまえた配色で、利用者が状況やボタンの用途を直感的に理解しやすい工夫をしている。緊急運転時の赤は、色覚異常のある方でも赤として識別しやすい朱色を選ぶなど、それぞれの色合いも探求。

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    6UIサウンド

    注意喚起のために重要なブザー音を不快と感じる利用者の声を受けて改良した。エレベータの到着時やドア回りのセンサーの検知時、強制戸閉めのサイン音などをそれぞれ設定。エレベータの動きや利用者が取るべき行動をイメージでき、警告でも過剰な不快さを与えない、聞き心地の良い音を目指した。

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    7多言語対応音声(ボニック)・
    文字表示

    さまざまな国からの利用者を想定し、緊急時の液晶表示を日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語の4ヵ国語表示に変更。さらに従来は日本語音声のみだった緊急時の音声案内も、表示案内と同様に日本語・英語・中国語・韓国語の案内に変更することで、外国人の利用者でもより安心して利用できるエレベータを実現した。

  • 8混雑度表示

    乗場インジケーターに、かご内の混雑具合を5段階で表示するアイコンを設置。到着するエレベータの混み具合をリアルタイムに伝えることで、混雑したエレベータが到着した際の利用者のストレス軽減とともに、コロナ禍における三密回避としての活用も期待できる。弱視者や外国人などさまざまな人が直感的に理解できるようアイコン表示を採用した。

ユニバーサルデザインについての詳細

FUJITEC's Voice

利用者の目線に立った開発を

研究開発の中で、意匠・プロダクトデザインを担当する私が常に心掛けていることは、利用者の目線に立って物事を考えることです。
そのために、デザインに関してはCGよりも現物でスケール感や質感、操作感などを確認することを重視しています。また開発に際しては、機能を追加するだけでなく、逆に削る要素がないかを検討したり、他業界で用いている技術や機能にも目を向けることで、新しいアイデアの種にしています。
今後はサステナビリティの視点をエレベータに落とし込み、誰もが使いやすいエレベータを世に広げていくことが私の使命だと考えています。

フジテック株式会社
研究開発本部 UXイノベーション部
白澤 正博

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